大量発注がやすい理由って?
2017.03.10

赤い淵のキャップ「うちの会社では大量発注すると安い」。オリジナルキャップを作成しているほとんどのお店では、上記のようなうたい文句がついていることが多いと思います。また、これは、オリジナルキャップに限った話ではありません。例えば、スーパーマーケットで、「大量に仕入れるから安く提供できる」というような宣伝を聞いたことがありませんか?あれも同じ原理です。

単純に考えると、「大量発注」する、すなわち「大量購入」する、ということは、その個数分お金を支払わなければなりませんから、それだけお金がかかります。決して安い気はしませんよね。ここではそんな、「大量発注」が、なぜ「安さ」に繋がるのかを、いくつかの観点から考えていきます。

まずは、輸送代の観点からです。例えば、同じキャップを1つずつ買う場合と、5つずつ買う場合では、工場からお店まで運ぶガソリン代はあまり変わりません。すると、5つずつ買う場合のほうが、単価あたりのガソリン代は安くなります。こうして輸送代が削減できるので、大量発注のほうが安くなります。

続いては、保存代の観点から考えてみます。例えば、1か月で毎日1つずつ同じキャップを買うとします。それを、月初めにひと月分まとめて買えば、店側の保存スペースがあくので、ほかにスペースを有効活用できます。こうして保存代が削減できるので、大量発注のほうが安くなります。

ほかにも、利息の観点からいえば、例えば、10年間で100万円分のキャップを買うとします。1年に10万円分のキャップを10年間支払い続けるのと、一括で100万円支払うのでは、利息がつくので、一括支払いの価値のほうが高いとされます。そのため、同じ価値にしようとすると、一括はその分を割引くことができます。こうして利息の観点からも、大量発注のほうが安くなります。

ここまでの3つの観点は、スーパーマーケットの大量発注にも通ずる、大量発注の安さについてでしたが、次はオリジナルキャップならではの話です。オリジナルキャップとは、その名の通り「オリジナル」なキャップなので、デザインなど、自分仕様に全て決めることができるのが魅力ですが、そこが盲点でもあります。

というのも、よほどオリジナルキャップ作りに慣れている人でもなければ、全て自分で決めるということはほとんどなく、だいたいは、店側とお客様側が一緒に考えなければいけません。お客様側からすると当たり前のことですが、お店側からするとビジネスなので、シビアに考えているところでもあります。

例えば、同じ100個のオリジナルキャップを作るとして、1つのデザインで同じものを100個作成するのと、100個全て違うデザインを考えるのとを比較してみましょう。誰もが分かる通り、圧倒的に前者の方が、労力がかかりません。どんなビジネスも一番費用がかかるのが人件費です。これを、大幅に短縮することができるため、大量発注のほうが安くなります。

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